お世話になっております。
井上陽水さんの歌う「夢の中へ」がリピート再生していた、店主です。
さて今回は、
CD90の点検整備と、割れたエア・インシュレーターの交換を承りました。
ありがとうございます。
実は店主も、
所有していたバイクのエア・インシュレーターが入手困難で、
焦った事がございました。
CD90のエア・インシュレーターは、CD50とも違うのですね、、。
キャブレーターも年代によって種類があったのでしょうか?
交換予定の純正エア・インシュレーターは廃番。代替品も今はございません。
出来るものなら、汎用エアクリーナーではなく純正の見た目と機能が欲しい。
CD90の設計者の思いや、
その頃の製造に至った歴史背景などをなるべく温存したいと、
お客様も店主も思うのですが、、
さて どうしよう?
別の車種の部品や汎用品で何とかするしかございません。
適した材料を探してもなかなか見つからないものです、、。
視野を世界に広げながら「夢の中へ」行ってしまいました。
さてさて これは困った、、。
完成いたしました。
ざっくりレシピ。
レッツ スタート!
汎用品エア・インシュレーターと、
アルミパイプをとろける寸前でロウ付け曲げ接合したものに。
中を切り抜いたグロメットと
耐熱ボンドとバンド2本で、ほどよく整えました。
お味の程は?
問題はなさそうですね。
アイドリングも安定しております。
エアクリーナーBOX内の「フレームトラップCOMP(メッシュのフタみたいな部品)」を組付けして、
ご納車でございます。
お客様の笑顔が何よりのご褒美でございます。
ありがとうございました。
2020年5月13日(水) 店主
追伸:
個人でエア・インシュレーターの純正品をコピーすることは可能なのだそうです。
しかし、その金型(コピーする時の金属の型)が必要ですので、
エア・インシュレーター一つをコピーして作るということは、
個人レベルでは現実的ではないのですね、、
店主(製造工場の方も)が出した結論でございます。
追伸の追伸:
設備を整えれば不可能ではないですね。そう思いなおしました。
ニュージーランドのジョン・ブリッテン氏の映像の中で、創っていましたね。
思い出して元気がでました。