独学でバイク屋を開業してみたはいいけれども、

お世話になっております。

最近勉強をさせて頂いた事柄二つを綴ります。

■一つ目。
お客様が個人売買で仕入れられた251㏄以上の車検切れの車両の「新規登録」と「ユーザー車検代行」のご依頼を承る場合。

二度手間(お客様から頂くユーザー車検代行の料金が高くなる)ではございますが「予備検」で合格してからの「新規登録」が堅いと痛感いたしました。
お客様にもその理由をご説明させていただく事になります。
むしろそれが一般的なのだなぁ、、とさえ改めて思いました。

例えば、「ユーザー車検代行」で不合格になり、その原因を修理して再検査までに1か月以上を要した場合。お客様にもご迷惑が掛かる事もさることながら、自賠責保険の満期日まで2年を切ってしまいますので、追加で自賠責保険に加入することになります。一か月加入した場合でも※(1)約倍の料金が必要になります。

→※(1)訂正:自賠責保険一か月の料金は、自賠責保険25ヶ月に加入した料金の約半分ととても割高です。

そうならない為の「予備検」。

「予備検」を受けてから「新規登録」するまでの期間はたっぷり3か月ございますので、その間に不具合を修理する時間もありますし、そもそも「予備検」を受ける段階では自賠責保険料を払う必要が無いので、自賠責保険の満了日まで2年を切ってしまい追加加入※(1)(約倍の出費)する。といった大失敗を防げます。

→※(1)訂正:自賠責保険一か月の料金は、自賠責保険25ヶ月に加入した料金の約半分ととても割高です。

今までは、「必ず合格する(根拠なき理由)であろう」と、リーズナブルに請け負ってまいりました当店の「ユーザー車検代行」という商品の内容を、改めて見直す必要があるなぁと考えております。

お客様が考えれれる事柄より、何工程も先を想像して、最良の先手が打てるのがプロだと考えておりますので、プロとしては失格(大失敗)であります。

リーズナブルに、、と安易な考えが逆に、お客様にとってリスクとなっていたことを今一度考え改めなければなりません。
経験が浅いという事実があっても、挽回するための理由にもなりません。大変申し訳ない気持ちで一杯でございます。
プロとしては大失敗です。

また機会を頂けるのであれば承りたいと考えてります。
勉強する機会をいただき感謝いたします。

■二つ目。

➀「自賠責保険が切れている」と、
➁「ナンバー返納済み(一時抹消登録済み)」の
250㏄のバイクの名義変更は、なかなかどうして、、。

この場合、今更整理いたしますが、、
基本的な書類に加え、「自賠責保険加入」と「新規登録(ナンバー登録)」が必要になります。

➀「自賠責保険が切れている」車両の名義変更は出来ない。→自賠責保険に加入している状態にする必要がございます。
➁自動車税の対策で「ナンバーを返納済み」にしてしまった場合の名義変更。→新規登録(ナンバー登録)をする必要がございます。新規登録の際に名義変更して完了です。

とどのつまり名義変更をする条件は、
その車両が「公道を走れる状態」である事が必須条件になります。

書類に不備が無ければ、自動車検査場にて一日で完結するお手続き内容ではございますが、申請する側も、申請を処理させる側も二度手間三度手間となります。無論、お金の出費に加え、なにより貴重な時間の損失を考えますと避けたいお手続きだと思いました。

まとめ
独学でバイク屋を開業してみたはいいけれども、
「個人売買」の手軽さや「情報量の豊富さ」に恵まれている昨今の状況を踏まえ、バイク屋さんはその都度、お客様以上の先手を打てる柔軟な思考が求めれれているなぁと痛感いたしました。

まだ やれる余地 ありあり。
そう思う今日この頃の 店主です。

■一つ目、二つ目とも、軽自動車税申告のお手続きも必須でございます。

2024年4月22日(火) 店主

■追伸:自賠責保険の料金に関する文言を訂正いたしました。間違った情報を掲載してしまい大変申し訳ございません。
正しくは、
→※(1)訂正:自賠責保険一か月の料金は、自賠責保険25ヶ月に加入した料金の約半分ととても割高です。
2024年4月23日(火) 店主

追記:
■自賠責保険切れでも名義変更は出来ます。
■廃車登録(一時抹消登録)した車両の名義変更は、新規登録(ナンバー登録)しないと名義変更は出来ません。

2024月4月23日(水) 店主

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