こんばんは。
最近、本格的な寒さになってきました。
そんな中で、元気なタンポポさん。
それもののはず。タンポポはキク科(開花時期9~11頃)だそうです。。
だがしかし、、
自身タンポポと思っていたこの画像の花は「ブタナ(豚菜)」というそうです。
さて、
先日、ホンダ・フュージョン(MF02)の「左右エンジンハンガーブッシュ」の交換作業を承りました。
ありがとうございます。
以前から「きゅっきゅっ」と異音がしておりましたので外からグリスアップして音を消しておりましたが、
いよいよ車体の振動が大きくなって運転に支障が出てきたとのご相談をいただきましたので、交換作業をご提案させていただきました。
振動の原因は「左右エンジンハンガーブッシュ」の不具合にあるようです。
この部品の役割をざっくりご説明いたしますと、
エンジンとフレームの連結部分であり、エンジンの振動をフレームに伝わらないようにしてくれる部品。
この部品にガタが生じると異音が聞こえますし、固着してもリアサスの動きが渋くなるので結果的に乗り心地が悪くなります。
きゅっきゅっと鳴る異音も耳障りだったかもしれません。
外装からビビり音がするほどの振動を感じるのであれば、
左右のエンジンハンガーブッシュの不具合を疑われてみてはいかがでしょうか?
・・
なんだか?臓器を摘出した気分になりました。
画像向かって左側が、
インナーとアウターが完全に固着したエンジンハンガーブッシュ(左側)です。
画像向かって右側が、
固着こそしておりませんが、
油切れとO-リングの劣化で不具合のあるエンジンハンガーブッシュ(右側)です。
バイク工房かざぐるま ではフュージョン「左右エンジンハンガーブッシュ」交換を、工賃(税込)9.810円で承ります。
作業工程をざっくりご説明。
外装、エアクリーナーBOX、マフラーなどを外して、
ジャッキなどを使ってエンジンをフレームからずらします。
・・
固着している左右エンジンハンガーブッシュをあの手この手で抜き取ります。
・・
綺麗に清掃。
アウターエンジンハンガーブッシュを打ち込みます。
今回はマキシマのウオータープルーフグリスを使用しました。
インナーエンジンハンガーブッシュを挿入します。
入りました。
後は逆の手順で交換作業終了。
車体の(アイドリング時、発進時、走行時)の振動がなくなりました。
マフラー音やエンジン音が心地よく聞こえるようになりました。
リアサスが動くようになったので、乗り心地がよくなりました。
車体の挙動がソフトになったのでライダーへの負担がなくなりました。
乗るのが楽しくなりました。
遠くへ行きたくなりました。
お客様がワクワクされていると店主も楽しくなります。
2020年12月7日(月) バイク工房かざぐるま 店主