(CJ43A)エンジン始動。

こんにちは。

(CJ43A)のエンジン始動いたしました。

安堵感で、
ホッとしている店主です。。
今回は悩ましかった、、。

・・

今回の作業内容は、新品バッテリー交換200キロで突然エンジンがかからなくなった車両の修理です。
バッテリー上がりも幾分か多いとのことで、クランクポジションセンサーが原因ではないか?と、
推理していたものの違うみたいです。
バッテリーが原因かもしれないので再度新品のバッテリーに交換。
症状は変わらず。
バッテリーは正常でした。

・・
ディーラーモードカプラによる診断で、故障コードは(C14)。
最悪(CKPセンサーの交換とか)?の状態(高額修理)は免れて良かったと、、。

・・


そして只今「スロットルポジションセンサー」を交換させて頂きました。
※スロットルを全開の状態にしておくと、フューエルポンプ(ホース)との狭い隙間にスロットルポジションセンサーがサクッと入ります。

・「ディーラーモードカプラ」を利用して、センサーの角度調整完了。

・念のため濡れている点火プラグを清掃完了。中までエアーで乾燥させる。
・火花は弱いが、十分。

・ガソリンは来ている。

・バッテリーの電圧も十分。

・サイドスタンドは上げてある。

・テープで左ブレーキを握った状態にする。

・切るスイッチはOFF。

・・(大丈夫。大丈夫なはず、、)

・セルON。

ドンっと

一回の燃焼確認。

久々にマフラーからのエンジン音を聴いて、ホッとする店主。

・・

しかし、
また始動困難になります。

原因を推理する。

イグニッションコイルの不具合か?

ヒューズを確認するも問題ない。

キャップか?断線か?点火フラグの火花は(弱いが)飛んでいるから、違うはず。

他のセンサーの不具合はどうだろうか?

・・

クランクポジションセンサーの不具合が頭をよぎります。
ここに来て、そこに行くとは、、。
動揺が隠せなくなった、店主。

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原因の可能性を推理する。
クランクポジションセンサーの事が頭から離れなくなった。

・・

そこへ保険屋さん来店。
残念なお話を聞いて、更に動揺し落ち込む店主。

・・

仕切り直そうっ。
もう一度同じことを複数回試す。

あきらめない。

・・

・・

しばらくして、
安定してエンジン始動させることに成功。
目的は完了いたしました。

諦めないで良かった。
ホッとしました。

・・

なるほど、、なるほど、、。
原因の一つにここも関係しているかもしれない。
点火プラグも交換しておこうとなりました。

点火プラグも交換することにいたします。

この後フロントフォークのオイル漏れも修理させていただきますので、
本日は気合が入ります。

2021年3月22日(月)バイク工房かざぐるま 店主

「深っ」、、初めまして「ディーラーモードカプラ」さん。

こんにちは。

本日はあいにくの雨。
雨の日の走行は肉体的にも精神的にもバイク乗りの技術が試されますね。
そんな雨の日の走行も、店主は好きです。

ご安全に。

さて、
最近のバイクは故障診断がとても重要な作業となっております。
それを詳しく知るために先ずは「ディーラーモードカプラ」を探します。

※有料ですが、スズキ車両の故障診断をしてくださるありがたいサービスもあります。

さてさて、
今回の車両「スズキ スカイウェイブ250(CJ43A)」のそれは、
とても深いところに有りました。
そして余談ではありますが、この車種には色々なタイプがあったのですね。
ふむふむ。


話が逸れそうになりましたが、
この画面中央が「ディーラーモード・カプラ」です。
このカプラを使って故障個所の診断をします。

この(CJ43A)では、カウルを外す必要がありました。

「まさか、そんな筈は、、」と思いながらも、
探すためにはカウルを外すしかありません。

!見つけました。

金脈を掘り当てたような嬉しさ。※わからないですが、、妄想してみる。
「あったぞーっ」とか、
「うぉー」とか。

店主は思わず「深っ」と呟く。

・・

最近のFI(フューエルインジェクション/燃料噴射装置)車のバイクは、
故障原因を探るにも、
電装部品の交換(調整)にも、ここを押さえておく必要があります。

悩ましくも楽しい。
デジタルとアナログの狭間にいる店主です。

・・


今回はフロントのカウルを外しました。


「初めまして「ディーラーモード・カプラ」さんっ」。

・・

2021年3月21日(日)バイク工房かざぐるま 店主